真玉海岸｜大分県でただひとつ干潟に沈む絶景の夕日

真玉海岸

真玉海岸のある大分県豊後高田市は、国東（くにさき）半島という丸く突き出した半島の北西部に位置しています。
大分市からは車で約１時間、ＪＲ宇佐駅からバスでもアクセス可能ですが、帰りのバスの最終が17時台（週末は16時台）なので、夕日を見るには車がマスト。
最干潮時にも海水が少し残る真玉の干潟は、夕日の時間帯になると日本画のすやり霞を彷彿させる姿になります。大分県では海岸線に沈む夕日は真玉海岸でしか見ることができないレアな景色です。

干潮時には引いていた海水が満潮時には階段下までうち寄せます。

晴れた日には必ず夕日が見えますが、このすやり霞のような干潟の夕陽は”干潮と日の入が重なる日”にしか見られない貴重な景色。大体１か月のうち10日弱で、いつ行ってもみられるというものではありません。

夕日目当てで真玉海岸へ行かれる際は、豊後高田市公式観光サイトで「真玉海岸・干潟の夕陽」見ごろ日カレンダーをチェックしましょう！天気予報と合わせてチェックしてバッチリ完璧な夕日を見ちゃいましょう！

真玉海岸　日没までの観光プラン

「真玉海岸に到着したけど、日没時間までけっこう時間がある…」
こんな場合は周辺をドライブしながら夕日を待ちましょう！

①チームラボギャラリー真玉海岸

海岸前の小さな工場のような建物に入ると、真っ黒な通路へ案内されます。足下さえ見えないその通路を壁伝いに進んでいくと、暗闇のなか咲き誇る花が目に飛び込んできます。

その空間へ足を踏み入れると、視界いっぱいに広がる美しく幻想的なコンピュータグラフィックの花々に迎えられます。時間を忘れる空間でデジタルアートを体感してみませんか？

②女性の願いは必ず一つは叶えてくれる粟島社

粟島社は海に突き出した岩窟に社殿が設けられています。
もともと作物や家畜の病を癒す神でしたが、次第に縁結び・安産の神として信仰を集めるようになり、とくに女性の願いならそのひとつは必ず叶えてくれるといわれるようになりました。

③四季の花が楽しめる長崎鼻リゾートキャンプ場

真玉海岸から車で約15分の場所にある長崎鼻は、豊後高田市見目にある岬です。海を見下ろせるこの場所では、四季折々の花を観賞することができます。広大な段々畑では春に一面の菜の花、夏に満開のひまわりを見ることができます。キャンプ場内ではさくらやフジ、あじさいなど四季折々の花を楽しむことができる場所です。

夕陽待ちはSOBA CAFE ゆうひで

チームラボギャラリー、粟嶋社、キャンプ場はゆっくり見ても約2時間半で回ることが出来ます。時間が近づいてきたら、あとは海岸で日没までゆっくり過ごす時間にしよう！
真玉海岸の目の前にある「SOBA CAFE ゆうひ」は、手打ちそば・岬かき揚げ丼認定店なのでおいしいお蕎麦がいただけます。ランチメニューやドリンクも豊富で、真玉海岸に立ち寄ったお客さんで賑わっています。ここでドリンクや軽食を買って店内で食べながら夕日を見るのも良し、海岸の石段に座って食事をしながら夕日を眺めるのもおすすめです。

おわりに

真玉海岸へのアクセス方法をまとめます。

真玉海岸　駐車場50台（無料）
【博多から】
・〈車〉九州自動車道・東九州自動車道「宇佐IC」を出て国道10号線と国道213号線から約40分（所要時間：約2時間半）
【大分市から】
・〈車〉大分市から大分自動車道経由、東九州自動車道 「大分農業文化公園IC」を出てから約30分（所要時間：約1時間）
また、真玉海岸では潮干狩りも楽しむことができます！
４月～６月が最も適しており、この時期の休日はすぐに駐車場が満車になることが多いのではやめに到着しておきましょう！（※なお、９月１０月は禁漁期間となっています。）
料金は中学生以上500円となっており、「SOBA CAFE ゆうひ」で道具のレンタルも行っているので気軽にチャレンジすることができます。

さらに周辺には日帰り入浴施設も点在していますので、夕日までの間は真玉海岸を遊びつくしてみてはいかがでしょう。