かっこいい外観の建物の中に国宝4点！九州国立博物館を丸ごと楽しもう

1.画になる外観！館内もスタイリッシュ

九州国立博物館は、2005年に開館した太宰府にある日本で4番目の国立博物館です。

100年以上前につくられた東京・京都・奈良の3つの国立博物館が美術系博物館であるのに対し、九州国立博物館は歴史系博物館と位置づけられています。

菊竹清訓氏がデザインした建物は、外観がスタイリッシュでクール。
建物の規模も非常に大きく、なんと国際競技の可能なサッカー場がすっぽり収まるほどなのだとか…。実際に現地で建物を目にすると、スケールの大きさと外観の美しさに圧倒されます。

建物の壁面はガラス張りで、博物館の周りの森が移るほどピカピカ。

エントランスホールはとっても広く、開放感にあふれています。

総合案内所をはじめ、カフェやミュージアムホールがあります。

ミュージアムショップには展示物や歴史にまつわるさまざまな商品が販売されており、お土産選びを楽しむことができます。

外国人観光客が多いことからか、和柄ちりめんの靴ひもなど、歴史をかんじるオシャレな雑貨なども多数販売していました。

歴史好きな方は見ていて飽きないラインナップなので、展示を楽しんだあとは、ぜひミュージアムショップに立ち寄ってみてくださいね。

2.特別展は九州国立博物館の見どころ

九州国立博物館の魅力は何と言っても「特別展」。

いつも魅力的な特別展が開催されています。

九州国立博物館に行く予定をたてる時には、まずその時に九州国立博物館でどんな特別展が開催されているのかを確認するようにしてください。

また、九州国立博物館には4つの国宝が収蔵されています。

・周茂叔愛蓮図狩野正信筆
・栄花物語17帖
・太刀銘　来国光
・刀無銘則房

これらの国宝は特別展や文化交流展にて、展示されることがあります。
※「周茂叔愛蓮図」は特別展「室町将軍」で展示（2019年7月13日～8月11日）

現在の展示状況は公式サイトにて確認するようにしてください。
九州国立博物館公式HP

文化交流展示室には、日本とアジア、ヨーロッパとの間でどのような文化交流をしてきたのかという歴史を示す展示物が紹介されています。

エントランスの「あじっぱ」でも世界各国の文化について学ぶことができます。

「あじっぱ」は体験型の展示室で、内部はアジア風の市場のようなユニークな展示形態。
各屋台の中で各国の伝統的な衣装や生活用品、おもちゃなどを紹介しています。

体験しながらアジアの文化を感じ取ることができる施設です。
おもちゃで遊んでみたり、民族衣装に触れたりしながら、異文化を体感してみてください。

小さな子どもといっしょに行っても楽しめると思います。

3.一流ホテルが運営するレストラン「グリーンハウス」

九州国立博物館のそばには、ホテルニューオータニが運営するレストラン「グリーンハウス」があります。

お店の前のテラスで軽食が楽しめるほか、店内ではホテルならではの一流の料理をいただくことができます。

アクセス・駐車場は？

博物館までのアクセスと駐車場の情報をご紹介します。

電車の場合

西鉄福岡（天神）駅から約35分　400円
太宰府駅から徒歩約10分

バスの場合

博多バスターミナルから約50分　600円
太宰府駅から徒歩約10分

福岡空港からの場合

地下鉄「福岡空港」から地下鉄「天神」約15分　260円
西鉄福岡（天神）駅から約35分　400円
太宰府駅から徒歩約10分

自動車の場合

九州自動車道「太宰府IC」もしくは「筑紫野IC」から約20分
駐車場の利用料金は1日500円です。普通乗用車が313台停められます。

おわりに

九州国立博物館は太宰府天満宮に隣接しており、太宰府天満宮参拝といっしょに立ち寄ることができるスポットです。

とくに特別展は「さすが国立博物館」というような、魅力的な展示が多いので、ぜひ公式サイトでどんな特別展が行われているのかを確認してみてください。

きっと太宰府観光の楽しさがもっと奥深いものになるはずです。