柳川をまるごと楽しむ!旅好きおすすめの“とびっきり”充実コース
- 福岡
- 2019年6月11日
福岡県の南部に位置する柳川市。
かつてこの地にあったお城を守ったお堀は、いまや観光名所・川下りで楽しむことができます。
春は桜、夏は柳、秋は紅葉、そして冬はこたつ!
のどかな風景に漂う歴史と文化の香りが、旅好きの好奇心をくすぐります。
今回は旅好きの筆者が柳川観光のおすすめスポットやコースと、駐車場などお役立ち情報をお伝えしたいと思います。
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目次
1. 柳川といえば!春夏秋冬どんこ船で川下り
柳川観光の目玉といえば、堀割を船で巡る川下りですよね。
スタート地点は西鉄柳川駅。
駅から観光スポットが集まる沖端エリアまでは距離がある(歩いて30分ほど)ので、川下りのどんこ船で行くのがおすすめです。
西鉄柳川駅から歩いて5分ほどの場所から川下りの乗り場が点在します。
柳川に川下りの会社は4社ほどありますが、基本的なコース内容自体に大きな違いはあまりありません。
どこも所要時間は60分~70分、大人ひとり¥1,500~1,600が相場です。
水郷柳川観光
http://kawakudari.com/
柳川観光開発
http://www.yanagawakk.co.jp/
大東エンタープライズ
http://www.dedaito.com/
城門観光川下りのりば
http://r.goope.jp/jyoumon
(西鉄柳川駅から近い順)
今回、目指すは松月文人館。西鉄柳川駅からは徒歩10分弱です。
- 住所
- 福岡県柳川市三橋町高畑329
- TEL
- 0944-72-6177
- イン/アウト
- 9:30-16:30 年中無休
川下り自体に大きな違いはありませんが、松月文人館周辺はどことなく情緒があっておすすめ。
川下りの途中にはなまこ壁やレンガ蔵など見どころがたくさん。
船頭さんの福岡訛りにもほっこりしちゃいます。
春・桜と柳川
春の川下りは、桜や桃など川岸に咲く花を楽しむことができます。
初夏・新緑の青
初夏には菖蒲の花が咲きます。
秋・紅葉に月に
秋になれば、堀割沿いのハゼの並木が燃えるような赤。
普段は17時までの川下りですが、9月と10月の満月の頃には観月船が出るので、一味ちがった夜の川下りを体験できますよ。
その他にも、秋は三柱神社の大祭や白秋祭などイベントが盛りだくさん。柳川の町が一気に盛り上がります。
冬・おこたでぬくぬく
12月から2月の間は、こたつの中に火鉢を入れて暖を取りながら川下り。冷たい風が吹きますが、船頭さんに合わせて歌えば、心も体もポカポカです。
2. 情緒ある沖端エリアを散策
川下りの終着点は、柳川観光の中心スポットとも言える沖端エリア。
御花
「御花」は、柳川藩の5代藩主が別邸として構えた屋敷です。7000坪の広大な敷地は国指定の名勝となっています。
西洋風の建物は明治維新後に建てられたもので、現在はレストランや料亭として使われています。日本庭園や広間などは有料で観覧することができますよ。
隣接する立花家史料館では、柳川の歴史について学べるほか、鎧や短刀など貴重なコレクションを堪能することができます。
- 住所
- 福岡県柳川市新外町1
- TEL
- 0944-73-2189
- イン/アウト
- 9:00~18:00 大人¥700
旧戸島家住宅
旧戸島家住宅は、1800年頃に建てられた葦葺二階建ての武家屋敷。
柳川藩の家老が住んでいた邸宅で、建物と庭園は福岡県の文化財として保存されています。
堀割の水を引いた日本庭園は、ほっと一息できる癒しの場所です。
- 住所
- 福岡県柳川市鬼童町49−3
- TEL
- 0944-73-9587
- イン/アウト
- 9:00~16:30 大人¥100
北原白秋記念館
柳川が生んだ文人・北原白秋を知るなら、ゆかりの場所を訪ねてみましょう。
白秋が住んでいた沖端の生家は、復元されて記念館として一般公開されています。館内では白秋の生涯や作品が紹介されているほか、遺品も見ることができますよ。
記念館の外観は、柳川伝統の美しい「なまこ壁」。こちらも見ごたえがあります。
- 住所
- 福岡県柳川市沖端55-1
- TEL
- 0944-72-6773
- イン/アウト
- 9:00~17:00 年末年始休業
御花エリアから西鉄柳川駅まではバスで10分(¥250)ほど。
街歩きに疲れたら、帰りはバスで駅(もしくは駐車場)まで戻りましょう。
川下りを利用した方は、会社によっては帰路の送迎バスを利用できる場合もあります。
会社選びの参考にしてください。
3. 柳川といえば!絶品「うなぎのセイロ蒸し」
柳川のグルメといえば、やっぱりうなぎですよね。中でも「せいろ蒸し」は絶品。
タレが染み込んだご飯の上に、炭火で焼いたうなぎをのせて蒸したもので、香ばしくもふっくらとした味わいが特徴。
かば焼き派の方も一度食べれば、やみつき間違いなしです。
せいろ蒸しを考案したというのが「元祖本吉屋」。
1681年創業で、秘伝のタレは300年以上も受け継がれているんだとか。
鰻の酢の物と肝吸いがセットになった「せいろ蒸し定食」(1人前¥3,700)は、県外の人も目当てにやって来るほどの人気メニューです。
- 住所
- 福岡県柳川市旭町69
- TEL
- 0944-72-6155
- イン/アウト
- 10:30~21:00 月曜休業
4. 柳川、季節のイベント
さげもん
柳川では、女の子の初節句に「さげもん」と呼ばれる布細工を吊るして盛大に祝う風習があります。
さげもんは、鶴やウサギなど縁起の良い小物と鮮やかな糸で彩られた「柳川まり」を組み合わせた美しい飾り。
毎年2月中旬から4月初旬までは、「柳川雛祭りさげもんめぐり」が開催され、町のいたるところで豪華なさげもんを楽しむことができます。
白秋祭り
北原白秋の命日11月2日に開催される白秋祭り。あんどんを付けた60艘ものどんこ船が水上をパレードするほか、琴や太鼓の演奏が秋の夜長を盛り上げます。
柳川の町総出で白秋先生を偲ぶイベントです。
5.柳の下で見返り美人!レンタル着物もおすすめ
昔ながらの街並みが残る柳川。せっかくだから着物で歩いてみてはいかがでしょう?
古賀新きもの館では、リーズナブルな料金でレンタル着物を提供されています。柳がそよぐ堀割沿いには着物姿がぴったりです。
(予約制ですので2日前までに店舗へお問い合わせください。)
http://kogasin.com/kanko-rental/
6.観光スポット周辺の駐車場情報
観光名所が集まる沖端周辺には3か所の市営駐車場が用意されています。
そのうち、市営白秋観光駐車場および市営稲荷町観光駐車場は、北原白秋生家記念館から徒歩数分の場所にあるので、沖端巡りには便利。
市営筑紫町観光駐車場は、中心エリアから少し離れているので、混雑しているときの穴場です。
3ヵ所とも1時間無料で1日1回300円。24時間営業となっています。
また、川下りを利用される方は船会社の無料駐車場を利用できる場合があるので、事前の問い合わせをおすすめします。
7.アクセス情報
柳川(西鉄柳川駅)には西鉄電車が通っているので、福岡方面からのアクセスはとっても便利。
西鉄天神駅からは約50分、大宰府からは40分程度で到着です。
西鉄柳川駅から御花までは路線バスが出ているので、スケジュールに合わせて使ってみるといいですね。
マイカー利用の場合は、九州自動車道「みやま柳川I.C」で降りて、15分ほどで市街地へ着きます。
8.旅のおわりに
水郷・柳川。
風流な川下りを楽しんだり、城下町の雰囲気を味わうことができます。
もちろんグルメも満足。一日中遊べるおすすめスポットです。
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