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福岡のご夫婦それぞれのお店をはしご!中洲「屋台もり」と春吉「みそ汁若尾」はみんなの実家だった

エリア
福岡
投稿日
2019年8月30日

福岡の夜といえば「屋台」をイメージされる人も多いのではないでしょうか。
屋台と言えば「人情」「温かみ」感じたいという人もたくさんいらっしゃると思います。

そんな方におすすめの2件の飲み歩きコースのご提案です。とあるご夫婦の2つのお店をはしごします。

おそらくこの2件のはしご以上に、心が温かくなる幸せな飲み歩きはないのではないかと思います。

目次目次

1.中洲で天ぷら一筋40年「屋台もり」

屋台もり 外観
筆者は福岡で生まれ、福岡に育てられた32歳の男性。
でも、じつは「屋台」というものに行ったことがありません。

お酒に弱いのであまり自分から「飲みに行こう」ってならなかったり、周囲で居酒屋に誘ってくれる人がいなくて、何となく行かないままになっていました。

そこで、大学時代の後輩に「なんかおいしい屋台のお店知らない?」と尋ねたところ、「屋台もり行きましょうよ!」とのお言葉が。筆者の人生初の屋台は「屋台もり」に決まりました。
中洲の繁華街
未だ慣れない中洲の繁華街。僕は若干道に迷い、後輩を待たせてしまっていました。
天神から春吉橋を渡り、那珂川沿いを歩いたところに「屋台もり」の屋台はあります。
屋台もり 後輩
屋台からは仕事帰りと思われるワイシャツ姿の後輩が。
いつのまにかすっかりおっさんの貫禄になってるなぁ。
屋台もり 料理
到着すると早速おいしそうな串の盛り合わせがお出迎え。注文してくれていたみたいです。
豚バラ(100円)、ウインナー(250円)、砂ずり(100円)、牛ハラミ(300円)のラインナップ。

どの串も味付けはシンプルな塩コショウで、新鮮なことが分かるおいしさです。
とくに牛ハラミの串はネギと相性バッチリで絶品でした!

屋台もりは後輩の行きつけのお店なのだとか。
そうか、もう屋台の行きつけなんて持ってるのか。32歳なのに、自分はまだまだ子どもだなあなんて思います。
屋台もり 天ぷら
こちらが看板メニューの天ぷらの盛り合わせ(1300円)!
40年揚げ続けているもりさんの天ぷらは絶品。サックサクで美味しいです。間違いのない一品。
屋台もり さざえ
こちらはサザエ(1個700円)で、みんなで一つずつ食べました。
屋台もり さざえ
一口食べるとサザエの旨味が広がり、後味に磯の香りが追いかけてきます。肝もとってもおいしく楽しめました。

後輩とは共通の大学時代の友人の今の話で盛り上がります。
昔の仲間の昔と本質が変わっていないことを感じさせるエピソードはやっぱり笑いを誘い、料理とビールをさらにおいしくしてくれますね。

後輩たちとの会話に花が咲き、大将やお隣の外国人ともワイワイ盛り上がっていると、後ろの屋形船から何やら声が。

「もりさーあああああん!!!」
中洲 屋形船の残像
屋形船、早っ!!

早すぎてうまく撮れませんでしたが、どうやら常連さんが大声でお声掛けをしてくれていたみたいです。
こちらの屋台がいかに常連さんに愛されているかを感じ取ることのできる出来事でした。

ここで後輩から「ここの大将の奥さんのお店があるんで、2軒目はそこにしましょう!」と提案が。

なんだその心温まるはしごは!行くしかないでしょう。
屋台もり 大将
大将にお礼を伝え、奥様のお店へ行くことに。
とってもおいしい天ぷらを始めとしたお料理、ごちそうさまでした!

屋台 もり
中洲の便利な場所にある屋台もり。
お通し代や席料もなく、メニューの料金だけで安心して楽しめます。
どの料理も間違いなしなので、ぜひ行ってみてくださいね!

屋台もり

住所
福岡県福岡市博多区中洲街園 清流公園
イン/アウト
18:00~26:00 日曜定休

2.実家のような安心感と絶品みそ汁「みそ汁若尾」

みそ汁 若尾 外観
「2件目は何ていうお店なの?」
「みそ汁若尾っす」
「みそ汁若尾。」

お店の名前に「みそ汁」がついた店って、初めてな気がします。
「みそ汁若尾」。何度でも言いたい「みそ汁若尾」。
みそ汁 若尾 外観
独特なタッチのイラストとメニュー表が興味をそそります。
これは今のほっこりした気分にもピッタリのいいお店です。
みそ汁 若尾 内観 店内
店内はこんな感じで、イメージ通りの実家のような安心感があります。

カウンターはママとの距離が近く、インパクトのデカい武勇伝エピソードには盛り上がりました。濃い人生を生き抜かれた方です…。笑

後輩は五島出身で、ママも五島出身とのことで親しいのだそう。
後輩も実家に帰ってきたようにリラックスしており、何だか彼の実家にお邪魔したかのような不思議な錯覚を起こしてしまいました。
みそ汁 若尾 ポテサラ 枝豆
お通しのポテトサラダは激ウマ。丁寧に作られています。五島うどん(510円)もメニューにあったので、注文してみました。
みそ汁 若尾 五島うどん
わー、絶対おいしいやつだ。おいしそう…。
みそ汁 若尾 五島うどん
細いのにコシがあって、するする入ります。最高。最高。うまいです。

博多って、飲んだ後に「ラーメン!」とかやりがちなんですけど、正直僕は飲んだ後に豚骨ラーメンって、ちょっと重くて苦手なんです。

そんな中、この五島うどんは最高です。おいしかった。

ここでこちらの店名を思い出します。「うどん若尾」じゃない、「みそ汁若尾」。
みそ汁を注文したいと思います!
みそ汁 若尾 味噌汁
こちらあら汁(500円)。丼一杯でサイズが大きい!

甘い味噌の味は優しく、あらのダシはとっても上品で美味い~…。
飲んだ後の胃にやさしい…こういうやさしい料理、最近食べてない~。ネギまでおいしい。
みそ汁 若尾 あら汁
素敵なお店でまた帰ってきたくなるようなところでした。
なんて二次会にピッタリの場所なんでしょうか。ぜひ皆さまもここに帰ってみてください。

みそ汁若尾

住所
福岡県福岡市中央区春吉2-7-22
イン/アウト
18:00~23:00

3.福岡に行ったらもりと若尾へ行ってみよう

中洲 ネオン
福岡にはさまざまな屋台やおいしいお店がありますが、これほどまでに温かい気持ちになるはしごはないと思います。

職人技の光る天ぷらの美味しい「屋台もり」と、絶品の家庭料理が楽しめる「みそ汁若尾」はどちらも味は間違いありませんし、実家に帰ったような安心感で包み込んでくれるのです。

ぜひ福岡に行ったら、この2件のはしごを体験してみてくださいね。

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