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紅葉に雲海、夜神楽も!高千穂を心ゆくまで楽しむ。

エリア
宮崎
投稿日
2018年11月13日

宮崎県北部高千穂町にある「高千穂峡」は、「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と呼ばれる奇岩が生み出した絶景の景勝地。
夏は、ボートに乗って天から降り注ぐ神々しい滝を眺める観光客で賑わいます。
有名な「天の岩戸」伝説が残るこの地では、勇壮な「夜神楽」も奉納されます。
また、秋の紅葉や雲海がたなびく幻想的な光景も人気で、自然の素晴らしさと神秘的な神楽が楽しめる人気の観光スポットとなっています。
今回は、現地で食べたいご当地グルメも含めてその魅力をお伝えします!

目次目次

1.真名井の滝でボートに乗ろう

真名井の滝

お茶のCMでも有名な高千穂峡。
そのシンボルとなっているのが「真名井の滝(まないのたき)」です。
真名井の滝 は、阿蘇山の火山活動で生まれた「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」という岩層を、清流「五ヶ瀬川」(ごかせがわ)が長い年月をかけて削り出した渓谷に降り注いでいます。
「真名井の滝」は上から見下ろすだけでなく、ボートに乗って下から見上げることもできる滝なんですよ!

1-1.ボートに乗ってみた

真名井の滝

それでは、早速、ボートに乗って「真名井の滝」を見に行ってみたいと思います!高千穂峡のボート乗り場は、御塩井駐車場(おしおい)の下にあります。下まで降りたら、料金を払って、ライフジャケットを着用して、いよいよ出発です。マイナスイオンたっぷりの空気を浴びながら、カモがスイスイと泳ぐ高千穂峡谷をゆっくりと進みますよ~。

真名井の滝

いよいよ滝エリアに突入です!ボートはあまり揺れませんが、滝に近づき過ぎると濡れます!意外と川幅が狭いので、大きい滝だけに気を取られていると、対岸の小滝にやられる可能性もありますね。天孫降臨の際、天村雲命(あめのむらくものみこと)がもたらしたと伝わる「天真名井(あまのまない)」の湧水。光を反射しながらキラキラと輝いてました!

1-2.営業案内

高千穂峡の貸ボートの利用時間は、8:30~17:00までで、最終受付は16:30となっています。
料金は、ボート1隻につき3名まで乗船可能で、30分2000円。延長する場合は、10分ごとに300円です。五ヶ瀬川の増水等で、運航中止の場合もあります。 詳しくは、高千穂町観光協会のホームページでご確認下さい。

1-3.真名井の滝観光の注意点

九州有数の景勝地として知られる高千穂峡。大人気のボート観光は夏場はかなり混雑します。
特に夏休み中は観光客が多く、順番待ちになることもしばしば。
また、熊本地震の影響で、一部立ち入り禁止となっているエリアもありますので、ご注意下さい。

2.高千穂の夜神楽

高千穂 神楽

宮崎県高千穂町には、天孫降臨や国造り伝説など、数々の神話が残されています。
そんな高千穂の伝統芸能として知られているのが「高千穂神楽」。
例年11月から2月にかけて神楽宿で奉納される「高千穂神楽」は、三十三番の舞いがありますが、「高千穂神社」では、代表的な演目四番を観光客向けに毎晩公開しています。

高千穂 神楽

かがり火の中で奉納される4つの夜神楽では、天の岩戸に隠れた天照大神を岩戸の中から誘いだす「鈿女の舞(うずめのまい)」や、岩戸をこじ開けて天照大神を引っ張り出す「手力雄の舞(たぢからおのまい)」など、有名な「天の岩戸」伝説の場面を鑑賞することができます。

2-2.高千穂神楽

高千穂 神楽

高千穂神楽の開催場所は、高千穂神社境内の神楽殿で、料金は大人1名700円、小学生以下は無料となっています。
受付は19:00~で、事前予約はできません。
神楽の奉納時刻は20:00から21:00までの1時間で、定員は300名です。鑑賞できる夜神楽の演目は、手力雄の舞(たぢからおのまい)、鈿女の舞(うずめのまい)、戸取の舞(ととりのまい)、御神体の舞(ごしんたいのまい)の4番です。
例年11月22日、23日「神話の高千穂夜神楽まつり」が開催され、祭りの一環として夜神楽が奉納されます。幻想的な夜神楽をぜひお楽しみ下さい。

3.美しくも雄大な高千穂の自然

高千穂の紅葉

3-1.紅葉

美しい渓谷と幻想的な夜神楽も楽しめる高千穂峡。
夏休みやゴールデンウィークはかなり混み合うので、混雑を避けてのんびり観光したい方には秋の紅葉シーズンがおすすめです。
紅葉のベストシーズンは、例年11月中旬頃です。

3-2.雲海

雲海

宮崎県高千穂町の「国見ヶ丘」は、標高513mの高さにある雲海の名所です。
秋から初冬頃の早朝には、一面にたなびく幻想的な雲海を見渡せます。
湿気の多い朝や、昼夜の気温差が大きい場合は、稀に夏でも雲海が出現するそうで、もしかしたら雲海に遭遇できるかもしれません!

国見ケ丘は高千穂盆地や阿蘇外輪山、そして祖母山の峰をはじめと高千穂周辺の美しい山々を見渡せる絶景スポットです。
山々を照らす美しい朝日をご覧下さい。

4.高千穂のグルメを知る

4-1.元祖流しそうめん

高千穂峡から程近いエリアにある「千穂の家」は、流しそうめん発祥の地とも言われている人気のグルメスポットです。
お店のすぐ脇には、玉垂の滝も流れています。
青竹を割って作った樋を流れてくる流しそうめんは絶品と評判で、子供たちにも大人気!
そうめん流しは1人前550円です。通年営業していますので、季節を問わず流しそうめんを楽しめます!

4-1.ヤマメ定食

清流の女王、ヤマメの塩焼き

「千穂の家」でもう一つおすすめのご当地グルメと言えば「ヤマメ定食」。
そうめん流しとセットで清流の女王と呼ばれる「ヤマメ」の塩焼きの他、ゆずやよもぎの刺身など高千穂の郷土料理がいただけます。
この他、青竹でいただく「かっぽ酒」も人気です。ぜひご賞味下さい。

5.おわりに

九州随一の景勝地「高千穂峡」についてご紹介致しました。
ボートで滝を見たり、青竹を流れるそうめんを食べたりと、高千穂峡は子連れ旅にも人気の観光スポットです。
大人のデートには秋の紅葉や雲海コースでバッチリ!神話の里で癒しの旅をお楽しみ下さい!

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