断崖絶壁に立つ神秘の神社「鵜戸神宮」の見どころ＆周辺おすすめランチ情報

1.鵜戸神宮のロケーション

海に囲まれた鵜戸神宮は、宮崎市街から車で約1時間、宮崎県日南市に位置しています。鬼の洗濯岩で有名な青島神社から、日南海岸線をもう少し降ったところにありますよ。左手に日向灘の絶景を見ながらドライブしちゃいましょう♪

2.岩窟にひっそりとたたずむ美しい本殿を参拝

鵜戸神宮は、その創建がいつ頃なのかはっきりと分かっていないんです。古くから海を守る海洋信仰の聖地だったそうで、豊玉姫命が、出産のために海から陸に上がって産所を設けたのがそのはじまりなのだそう。

楼門から本殿までは、玉砂利を敷き詰めた参道が続いていますが、本殿が置かれているのは、参道よりも低い海側の岩窟の中なんです！結構急な階段を降りますので、足元には十分ご注意くださいね。

鵜戸神宮は、全国でも珍しい「下り宮」で、窟の中に隠れるようにひっそりと本殿が建てられています。まずはこちらに参拝してご利益に預かりましょう♪

3.永遠に水が滴る不思議な御乳岩をチェック

本殿を参拝したら、進路にしたがってさらに岩窟の奥へ。洞窟のような岩陰は本殿の後ろまで続いています。よーく見ると岩の2ヶ所から、ポタポタと水のしずくが落ちていますよ。

この岩のふくらみは「御乳岩」と呼ばれており、海へ戻ることになった豊玉姫命が、我が子のために自分の胸を岩に貼り付けて残したものなのだそう。確かに見る角度によっては、女性の乳房に見えなくもない（？）ですね！

鵜戸神宮の社務所では、この岩清水を使った「おちちあめ」も授与していただけます。

初穂料は1袋300円です。
味はかすかな乳味・・・市販されているミルクキャンディよりも控えめな味でした！

4.霊石「亀石」に運玉を投げて運試し!?

岩窟の外へ出て、正面の欄干から下を覗くと～。目も眩みそうな岸壁の下に亀のような形をした岩が見えますよ。

霊石「亀石」の上には、小さなくぼみがあり、ここに「運玉」という素焼きの玉を投げ入れることができれば、願い事が叶うと言われているんですっ！女性は右手、男性は左手で投げるという習わしがあり、老若男女を問わず、みなさん真剣に運玉を投げてますよ～。

早速、筆者も子供と一緒に投げましたが、狙ってみたものの、これがなかなか簡単には入らな～い！
運玉は初穂料100円で1回に5個授与していただけます。我が家は15個投げて1個だけ辛うじて入りましたっ。

5.海が見える「えぷろん亭」で激うまランチ

観光が終わったら、宮崎市内に向かって北上しながら「えぷろん亭」がおすすめ！
海を望む美しいテラス席のあるレストランでは、宮崎の郷土料理や旬の魚を使った絶品ランチがいただけるんです。

おすすめメニューは、内海港で上がった魚介がたっぷり載った海鮮丼（1400円）。ワタリガニがどどーんと入ったお味噌汁もついてますっ！お子様向けには、宮崎の定番メニュー「チキン南蛮定食」や「エビフライ定食」など洋食メニューもありますよ♪

おわりに

断崖絶壁に建つ神秘的な神社「鵜戸神宮」をご紹介しました。太平洋に突き出た鵜戸崎に位置する美しい神社は、奇岩と眼下に広がる大海原が織りなすダイナミックな景色が見どころです。亀石に入った「運玉」をおさめた「幸の玉御守」もありますので、縁結びや安産祈願をかねて、ぜひ、参拝してみてくださいね♪