水清き城下町・島原を満喫!地元民おすすめの観光スポットを歩(さる)こう!
- 長崎
- 2019年3月12日
長崎県の南東部に位置する島原市。
雲仙山系の湧水に恵まれていることから、水の都と称される美しい城下町です。
風情ある街並みは散策コースにぴったり。郷土の歴史や文化に触れられる魅力的な観光名所を巡ってみませんか。
-
目次
1.島原の観光スポットBEST5
1-1.今なお威容を誇る「島原城」
島原のシンボルと言えば、やっぱり島原城。築城の名人と称された松倉重政が、およそ7年をかけて造り上げた城です。
現在の建物は、藩日記などの記録を元に昭和39年に復元されたものですが、石垣は築城当時のまま。
大手門から見上げる五層天守閣は特に美しいので、是非写真に収めておきたいですね。ライトアップされた夜の姿もおすすめ。
館内には、キリシタンに関する史料や松平家の家宝、調度品などが展示されており、島原観光の出発点にふさわしい場所と言えます。
- 住所
- 長崎県島原市城内1-1183-1
- TEL
- 0957-62-4766
1-2.江戸時代の面影を残す「武家屋敷」
散策をするなら、武家屋敷の街並みが残る下の丁界隈がおすすめ。
江戸時代、島原城の西側には約700戸の武家屋敷が軒を連ねていたと言われています。
今では「武家屋敷町並み保存地区」として整備され、人気の観光名所に。石垣の塀や、昔ながらの水路が当時のくらしの様子を今に伝えています。
通りの武家屋敷のうち、山本邸、篠塚邸、鳥田邸は無料で開放されていて、敷地や建物内を見学することができます。 風情ある景色の中にたたずむと、江戸時代の人々の息遣いが聞こえてくるようです。
- 住所
- 長崎県島原市下の丁
- TEL
- 0957-63-1087
- イン/アウト
- 9:00~17:00
1-3.粋を極めた「湧水庭園・四明荘」
島原の見どころの一つは、湧水の美しさを際立たせた「水屋敷」と呼ばれる住宅庭園。
中でもぜひ訪れておきたいのが四明荘。座敷から望む四方全ての眺めが美しいことから、この名がついたと言われています。
座敷を囲む広い池は透き通った湧水で満たされていて、色とりどりの錦鯉が泳ぐ姿を楽しむことができますよ。
苔むした池の周りは赤松や楓などが囲み、まるで一幅の掛け軸を見ているよう。
庭の主になったつもりで贅沢な時間を味わってみてはいかがでしょうか。
- 住所
- 長崎県島原市新町2-125
- TEL
- 0957-63-1121
- イン/アウト
- 9:00~18:00
1-4.地域の人々が守り続ける「鯉の泳ぐまち」
豊かな湧水は島原の自慢。島原市新町周辺では、この湧水を活かした街づくりを行っています。その名も「鯉の泳ぐまち」。通りの脇を流れる水路には色とりどりの鯉たちが放流されています。透き通った水の中を泳ぐ姿はとっても優雅。
市内の観光情報が欲しい方は、通り沿いに開設された「鯉の泳ぐまち 観光交流センター清流亭」に立ち寄ってみてはいかがでしょう。地元の特産品を展示・紹介したコーナーもあるので、島原の魅力がたくさん見つかるはずですよ。
- 住所
- 長崎県島原市新町2-244
1-5.火山のパワーを体験できる「雲仙岳災害記念館がまだすドーム」
がまだすドームは、雲仙普賢岳の噴火による被害と教訓について学べる体験ミュージアム。
1990年に発生した雲仙岳の噴火は、島原に甚大な被害をもたらしました。
がまだすドームでは、当時の状況をリアルに体験できるプログラムを用意し、火山と共生する島原の人たちの思いを伝えています。
また、子供向けプログラムとして火山の仕組みが学べるワークショップなどを開催。
トランポリンやボルダリングなどが設けられたこどもジオパークでは、体を動かしながら雲仙の自然について学ぶことができます。
- 住所
- 長崎県島原市平成町
- TEL
- 0957-65-5555
- イン/アウト
- 9:00~18:00
2.島原の絶品ご当地グルメ
旅の楽しみと言えばやっぱりご当地グルメ。島原にも愛され続けているソウルフードがたくさんありますよ。
まずご紹介したいのは、具雑煮。
あの天草四郎が島原の乱で籠城した時に考案した郷土料理なんだとか。椎茸や鶏肉、白菜、かまぼこなど十種類以上の具材を風味豊かなお出汁でいただきます。
農林水産省の「農山漁村の鄕土料理百選」にも選定されている島原を代表する郷土料理です。
具雑煮の後のデザートは、島原スイーツかんざらしはいかがでしょう。
かんざらしは、清らからな湧水で冷やした白玉団子を特製のシロップでいただく素朴なおやつ。
つるんとした白玉の食感とシロップの絶妙な甘みが、乾いたのどを潤してくれます。
地元の人も大好きな島原の甘味。ぜひご賞味あれ。
3.島原周辺のおすすめ観光スポット
3-1.四季折々の自然が楽しめる「雲仙岳」
雲仙岳は、島原半島の中央にそびえる火山群です。
平成2年の噴火では、周辺地域に大きな被害をもたらしましたが、現在では火山活動も収まり、新しい登山ルートが開通しています。
ミヤマキリシマが見頃を迎える5月頃は、特に多くの登山愛好家たちでにぎわいます。
秋の紅葉、冬の霧氷も美しく、自然の雄大さを感じられる絶景スポットです。
- 住所
- 長崎県雲仙市小浜町雲仙
3-2.小浜温泉の日本一長い足湯「小浜温泉 ほっとふっと105」
島原市から車で約一時間の場所にある小浜温泉。
ここには、なんと日本一長い足湯があります。その名も「ほっとふっと105」。105メートルあるから名前に105が付いているんですね。
目の前に広がる橘湾のパノラマを眺めながら足湯に浸かれば、心も体もほっこりできます。
また、足湯の隣にある「蒸し釜」もおすすめ。魚介や野菜を蒸していただくスチームフードを味わうことができますよ。
- 住所
- 長崎県雲仙市小浜町北本町905-71
- TEL
- 0957-74-2672
- イン/アウト
- 8:30~19:00(11月~3月は18:00まで)
3-3.観測率99%「口之津イルカウォッチング」
島原半島の南端にある口之津。ここでは、一年を通してイルカウォッチングが体験できます。
周辺海域には、野生のバンドウイルカが約400頭生息。天候が良い日には、早崎海峡を巡るクルーズ船が運航していて、元気良く泳ぐイルカたちを間近で見ることができますよ。
3.おわりに
雄大なロケーションをバックに、歴史と文化を育んできた水の郷・島原。雲仙岳がもたらす恵みが、湧水や温泉といった島原ならではの観光資源となっています。
風情ある街並みを歩けば、雲仙と共に活きる島原の人々のたくましさにも気付かされるでしょう。見どころ満載の島原には心躍る体験が待っています。
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